姫路の爆発事故を二度と起こさないために - 人事評価制度・人手不足・人的資本経営(日々是人財)

姫路の工場爆発事故による災害について思うこと。
駆けつけた消防士の方まで被災する二次災害まで・・・。
なぜこのような事故が起きてしまうのでしょう？

消防への通報が遅かったということですが
アクリル酸を扱っている（特性・危険性を知っている）現場が、
なぜ、消防士の方を「爆発の恐れがありかつ爆発時に影響が起こるであろう場所」
へ向かわせたのでしょうか？

◆どのような仕事の現場であっても
　危機管理なくして「安全」はありえない
　という前提からスタートしてほしいと思います。

事務職・サービス業であっても
現状を調べてみると思いもよらない危険がみつかることがあります。

また、危険な業務や材料を扱っていても
人間は慣れてしまい、危険という意識は必ず薄れると考え、

①さまざまなツールを使って、社内での安全意識を高める
②安全について考えさせる機会をもつ
③マニュアルを作る（事故の想定レベルを分けて）
④実際に「動いてもらって」行動によって確認する
⑤マニュアルを定期的に見直す　等

いざというときに機能する危機管理体制をつくることが肝要です。

今回のような悲惨な労災を少しでも減らせるよう、
セミナーなどに織り込んでもっともっと尽力せねばです。