平成24年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」 | 人事評価制度・人手不足・人的資本経営(日々是人財)
fc2ブログ

平成24年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」 - 人事評価制度・人手不足・人的資本経営(日々是人財)

人事評価制度・人手不足・人的資本経営(日々是人財) ホーム » 社会保険労務士 » 平成24年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」

平成24年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」

平成24年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」
~精神障害の労災認定件数が475件(前年度比150件増)と過去最多~


過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患(※)
仕事による強いストレスなどが原因で発病した
精神障害の状況につき、毎年厚生労働省が取りまとめています。

 ※くも膜下出血などの「脳血管疾患」や、
  心筋梗塞などの「心臓疾患」は、過重な仕事が原因で発症する場合があり、
  これにより死亡した場合は「過労死」とも呼ばれています。

【ポイント】
 1「過労死」など、脳・心臓疾患に関する事案の労災補償状況
   請求件数は 842件で、前年度比 56件の減。3年ぶりに減少した。  
   支給決定件数は338件(前年度比28件の増)で、2年連続で増加した。 

 2 出来事別の支給決定件数は、
 「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」59件、
 「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」55件、
 「悲惨な事故や災害の体験、目撃をした」51件の順に多い。
  
 3 増加件数は、
 「1か月に80時間以上の時間外労働を行った」(前年度比29件増)、
 「(重度の)病気やケガをした」(同27件増)、
 「上司とのトラブルがあった」(同19件増)、
 「セクシュアルハラスメントを受けた」(同18件増)、
 「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」(同15件増)の順に多い。