「ベースライン」着眼のススメ その② | 人事評価制度・人手不足・人的資本経営(日々是人財)
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「ベースライン」着眼のススメ その②

本日は、「ベースライン」着眼のススメ その②について書いてみたいと思います。

前回お話した通り、ある行動を増やしたい。減らしたい。というときに
すぐに、効果がありそうな方法にチャレンジすることは、お勧めしません。

例えばダイエット。
○○で○○㎏痩せたと簡単に表現されていますが、
そこには、次のように多くの変数が隠れています。
  ◆変数とは=値が変化するもの。 値が固定でないもの。
性別は? 年齢は? 体重は? 生活スタイルは? 仕事で接待が多い? 
運動習慣がある? ダイエット協力者がいる?

変数Xが変わると、結果Yが変わり・・・・
「あの人は痩せられたけど、私は痩せられなかった」というように
思うような結果が得られないことがあります。

「他社でうまくいったことを自分の会社で採用しようとして
うまくいかなかった」というのも、変数が沢山ありすぎるからです。

そのような変数に左右されない一番の方法は
ある行動を増やしたい。減らしたい。場面を限定し、
何も手を加えることなく、ただ、ありのままを観察すること。
それを「ベースライン」として記録すること。

ダイエットならば、その日の行動と体重を記録するだけ。
決して、ダイエットをしてはいけません。

増えたり、減ったりすることがありますが、気にせずそのまま。

これを振り返ってみることで
いつ、どんな時に、体重を減らす(増やす)結果につながる行動が起きているかがわかります。

この体重を減らす(増やす)結果につながる行動に着眼し、
その行動の前後にある、行動の随伴性を読み解きます。

どんな時に、行動が出現するのか?
そのとき、どんな結果が出たのか?

ダイエットしなくちゃと思っているAさんは、
「ベースライン」を記録し、随伴性をよみとき、ある行動を増やしました。

それは、出張や旅行の時だけ、お昼をジュースに置き換えすることです。
以後、体重が増えることがなくなりました。
Aさんはダイエットをする必要がなくなったのです。

以上、「ベースライン」着眼のススメ その②でした。