平成28年版過労死等防止対策白書 | 人事評価制度・人手不足・人的資本経営(日々是人財)
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平成28年版過労死等防止対策白書

過労死等防止対策推進法(議員立法により平成26年成立・施行)に基づき、国会に
報告を行う法定白書が初めて国会報告されました。

<過労死の定義>
業務における過重な負荷による脳血管疾患・心臓疾患を原因とする死亡
業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡
死亡には至らないが、これらの脳血管疾患・心臓疾患、精神障害

<我が国の労働者1人当たりの年間総実労働時間>
パートタイム労働者を除く一般労働者の
年間総実労働時間 は2,000時間前後で高止まりしています 。

<1週間の就業時間が60時間以上の雇用者の割合>
30歳代、40歳代の男性で週60時間以上就業している者
の割合が高い傾向は変わりません。

<1か月の時間外労働時間が45時間超と回答した企業>
①運輸業、郵便業(14.0%)、②宿泊業、飲食サービス業(3.7%)、③卸売業、小売業(3.4%)
時間外労働時間が最も長かった月において、80時間超と回答した企業は、
①情報通信業(44.4%)、②学術研究、専門・技術サービス業、③運輸業、郵便業

◆実労働時間短縮業務でおつたえしていること◆
http://acco-sr.jimdo.com/l

労働時間規制のひとつの側面として睡眠時間の確保があります。
睡眠時間が少ないほど疲労の蓄積につながります。
さまざまな疾病との相関関係が指摘されています。
労働時間だけでなく、生活時間等の労働者側の状況等も含めた要因
及びそれらの関連性にも着眼する必要があります。

労働時間白書にも。
<睡眠時間別の疲労の蓄積度、ストレスの状況>
睡眠時間の足りない理由として、「残業時間が長いため」(36.1%)が最も多いが、
「その他家事労働(炊事・洗濯等)に要する時間が長いため」(27.5%)、
「通勤時間が長いため」(18.7%)も一定の割合を占める

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000138529.html