目標達成のための3つのステップ ③人々の動機付けはされているか?その3 | 人事評価制度・人手不足・人的資本経営(日々是人財)
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目標達成のための3つのステップ ③人々の動機付けはされているか?その3

本日は、目標達成のための 3つのステップ のお話。5回目です。

③目標達成(課題解決)に参画する人々の動機付けはされているか 

の続きです。

 □頭ではわかっている。
 □方法もわかっていて、行動もやろうと思えばいつでもできる

 「俺って意思が弱いから、続かないんだよね」
 「うちのメンバーはやる気がないんだよね」

 となると・・・。
 
 「しょうがないよね」雰囲気がただよってその話は終わってしまう。
  解決法がでないまま。になってしまうことも多々あります。

 これを「個人攻撃の罠」といいます。
 
 >>偉そうに書いていますけど、ここに書いているということは
   私もよくハマっている(ハマろうとしないようにしている)罠です。

 
◆具体的な事例です。

定期的なジム通いが続かなかったN氏

一週間に一回はジムに通いたい。体脂肪率を下げたい。
実現できない原因は、
仕事が忙しいことと、自分の意思が弱いせいだと思っている。 


①現在の行動できない環境に着目する
 <BEFORE>

A 1人で好きな時間に
B ジムの機械トレーニングをする 
C 1人きりでつまらない(↓)
  
行動できたときはどんな環境になっているか? 
 <AFTER>

A 先生と2人で約束した時間に
B ジムの機械トレーニングをする 
C 話をしながらで楽しい(↑)
  
こう書いてみると「なんだこんなことかっ!」なのですが

実際は手を焼いている案件ほど
過去の数々の失敗が頭によぎり・・・

こんなシンプルな解決策になかなか行きつけないのです。


何度かこのABCを書き出してみると。
ぐるぐる回っていた思考が、解決の方向に動き出します。