アドバイスの難しさ | 人事評価制度・人手不足・人的資本経営(日々是人財)
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アドバイスの難しさ

本日は「アドバイスの難しさ」についてふれてみたいと思います。

アドバイスというのは
コンサルといえば仕事そのものなのですが
あらためて難しさを感じておる次第であります。

アドバイスを・・・とご依頼をいただく場合、
以下のようなケースがあるように感じます。

 ①他社の事例(データ・判例等)をお伝えし、判断の手助けをしてほしい
 ②自己の判断で何かを決定する手助けをしてほしい
 ③想いを共有・整理し、次のステップに進む手助けをしてほしい
 ④原理原則的なこと(科学的根拠など)を知りたい
 ⑤やることは分かっているが、行動するための後押しをしてほしい

  これは、一例で
  ご相談内容の数だけあるのでは?と思います。


心がけていることは・・・。

◆アドバイスの前◆

 ①質問の候補を、事前にいくつか準備しておきます。
  (どんな答えが戻ってくるのかを想定しながら)

  最重要なのは自分が相手に投げかける質問の内容です。
  アドバイスが成功するか失敗するかは
  相手が解決したい事=「相談の目的」の解決に資する質問が
  できるかどうかにかかっていると思います。
   
 ②視る(事実の収集)に加え
  人々の誇りと想いを十分に聴き、共有できるようにしています。
  ※これをおろそかにすると、どんな的確なアドバイスであっても
   後からどんな素晴らしいツールを使っても
   ほとんど(まったく)効果を出せないことを実感しています。

◆アドバイスの際◆

 ①こちらも事前にいくつか候補を準備しておきます。
  (補足資料も合わせて用意します)
 
 ②相手が普段親しんでいる分かりやすい言葉や
  短いキーワードを使って、簡潔なアドバイスになるようにまとめます。
  多くてもポイントを3つ程度でしょうか。