IEの考え方を仕事に活かす(ECRS編) | 人事評価制度・人手不足・人的資本経営(日々是人財)
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IEの考え方を仕事に活かす(ECRS編)

本日はIEの考え方を仕事に活かす(ECRS編)です。

IEとは=インダストリアルエンジニアリングIndustrial Engineering
     生産工学

     歴史は長く、F.テイラーによる「科学的管理法」から
     現場での問題決を科学的アプローチによって解決に導く活動全般のこと。

IEの手法には人の動き分析、モノの動き分析など
さまざまな分析手法(考え方)がありますが

本日はECRSの考え方をご紹介します。

主に生産現場の改善で使われてきた考え方ですが、
4つの頭文字からECRSと呼びます。

 E Eliminate(排除)そもそも、動作をなくすことができないのか?

 C Combine(統合)一緒に組み合わせて(まとめて)処理できないのか?

 R Rearrange(交換)順序を変更することはできないのか?

 S Simplify(簡素化)もっと単純にできないのか?


考える順番はE→C→R→Sです。
まずは、排除からスタート。

◆そもそもその活動は何のためにやっているのか?
 いらないのではないか?
 ひとつずつの事象に問いかけ、検証していくイメージです。

「昔からそうしていたから・・・」
「他の理由は?挙げてみましょう。」
「・・・・」となったら
 排除候補としてピックアップします。

どんどんやることばかり増えてしまう仕事に立ち向かうため、

ECRSの手法を使って
自分の仕事に向かって問いかけてみてはいかがでしょう?
普段の生活にももちろん使ってみてください(^^♪

★追伸★
 似たようなものとして
 オズボーンの「チェックリスト」や
 SCAMPER(スキャンパー)という発想ツールもあります。
 目的によって使い分けてみてください。