聞き手にまわる 相手にどんどん自分のことを話してもらう | 人事評価制度・人手不足・人的資本経営(日々是人財)
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聞き手にまわる 相手にどんどん自分のことを話してもらう

「聞き手にまわる
 相手にどんどん自分のことを話してもらう」

本日はD・カーネギー 人を動かす原則 からのご紹介です。

◆特に、議論を戦わせなければいけない場面では
 相手の話を聴ききることが肝要です。

 話を聴ききることで
  「自分の気持ちを伝えられた」と、相手の気持ちがほぐれたり、
  「おおっ こんなことを考えていたのか!」
  「そんな視点は持っていなかったな」など 

 相手の「一言では語りつくせない気持ち」に遭遇することが出来たり、
 お互いに合意できるところが見つかったりするのです。

 (*^-^)最初の意見が全く正反対のように見えても・・・。

    質問を挟んだりしながら、相手の話を聴ききることで、
    合意形成、合意形成に至らなくても高次の気付きや学び、
    あるいは・・・誰も考えも及ばなかったような凄い解決策に
    出会うこともできます。

◆また、「クレーム管理」の視点でも
 聞き手にまわることは最重要です。

相手の言い分を「お気持ちをお察しします」という姿勢で肯定し、
真摯に聴き続けると・・・。
場が好転し、受注につながったりするということがあります。

 クレームの蓄積は「会社にとっての宝箱」でもあります。
 どんな不具合が多いのか?
  ①聴ききって
  ②統計をとり
  ③共有する
   ⇒現場主導の改善PDCAがスタートします。

<ポイントは>
 相手がその意見を持った理由や
 相手の心情に焦点を当て、
 相手の話を(自分の思うところを少し横に置いておき)
 聴ききることに全力を注ぐように心がけます。


追伸・・・。

もし、万が一
「執拗にあなたの人格を否定する
(人としての存在そのものを否定する)発言を繰り返す」相手ならば・・・。
 角が立たないようにしながら、場から離れる等の
 ストレスコーピングの手法をとることも必要かもしれません。
 そのうえで、一刻も早く信頼できるどなたかに
 相談を持ちかけてほしいと思います。